トルコ・世界遺産の旅

2009.2.4〜2.11 までの8日間(実質6日間)、冬のトルコ・世界遺産を観光した。
東京と同じ位の寒さと聞いていたが、幸いにも好天と暖かい日に恵まれよい旅であったが、
再度訪れて、広大な農地が、緑や収穫の黄金色の小麦畑の様子を見て見たいと思った。

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スライドショー&動画 スライドショー内容 画像数
成田→トロイ遺跡(世界遺産) モスクワ空港、マルマラ海・エーゲ海沿い移動風景、ダーダネルス海峡。
ホメロスの叙事詩「イリアス」で有名な古代遺跡。トロイの木馬・遺跡等。
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エフェス遺跡と聖母マリアの家跡 エーゲ海地方の中心部にあるエフェスは、紀元前10世紀ごろから栄えた古代都市。地中海東部で最も保存状態の良いローマ遺跡。最近、クレオパトラの妹の墓(姉妹で権力争いの末、追放された)が見つかった。
聖母マリアがイエスの死後聖ヨハネと余生を送った所。
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パムッカレ(石灰棚・ヒエラポリス遺跡)(世界遺産)古都コンヤ観光 パムッカレ(綿の城)という意味、温泉の石灰分が崖を流れて作り出した風景。   ヒエラポリス遺跡。
古都コンヤ(メヴラーナ博物館)
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カッパドキア(ギョレメ野外博物館、ウチヒサール、きのこ岩等(世界遺産) 標高1000mを越えるアナトリア高原に、妖精煙突と呼ばれるキノコ状の岩が林立する峡谷、洞窟教会、地下都市など見所が多い。 25
アンカラ→イスタンブール寝台特急
ボスホラス海峡クルーズ
アンカラ→ハイダルパシャ(アジアサイドの駅)寝台特急:9時間の旅。   ボスホラス海峡クルーズ:約1時間
グランド・バザール・市街地
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イスタンブール(永遠の都の意味)
(アヤ・ソフィア、ブルーモスク、トプカプ宮殿)(世界遺産)
東西文明の十字路・イスタンブール(オスマントルコ帝国の首都、それ以前は、東ローマ(ビザンチン)帝国の首都コンスタンチンノープルと言った) 33
トルコ旅行・動画 ・カッパドキア
・イスタンブール(ブルーモスク、アヤ・ソフィア)


 ベストシーズンから外れるため、パック料金が安い冬のトルコを旅行した。
とにかく歴史と東西文化の十字路として栄えた「イスタンブール」の街を、この目で是非見たいという思いだけで、トルコに行きたいと思っていた。紀元前何千年も前から続く歴史の遺跡を見、また黒海・マルマラ海・エーゲ海・地中海と中近東の国々(シリア、イラク、イラン、グルジア)に囲まれた広大な自然が、その地域により、自然と風土・地形それに伴なう農作物等が変わる様子を移動のバスの車窓から飽きず眺めて、ただただ感嘆するばかりでした。
 この間のバスによる移動距離は、およそ1,900Kmですが、この他に、アンカラからイスタンブールまで、トルコ国鉄(TCDD・アナドルエクスプレス:458Km)夜行寝台車で約9時間の旅でした。

 トルコと言えば、トルコ絨毯と宝石のトルコ石が有名ですが、この他にも知られていないがチューリップやカーネーションなどは、実はトルコが原産国だそうで、絨毯のデザインの中にも取り入れられていますし、アネモネやトルコギキョウなどもトルコが原産国だそうです。

 ともかく、トルコと言う国は、私が認識していたより、古代においてローマに匹敵する位繁栄し、一時期、東ローマ(ビザンチン)帝国の首都(コンスタンチンノープル)だった時期もあり、その後オスマン・トルコ帝国の首都として、イスタンブール(永遠の都)となったものです。

 イスタンブールのトプカプ宮殿には、十戒のモーゼの杖や鍋や手、またムハンマド(マホメッド)の顎鬚など展示されており、また エフェス遺跡の近くには、聖母マリアが、イエスの死後、聖ヨハネと共にこの地に移り住み、余生を過ごしたと言う家があり、現ローマ法王も訪問するほど、キリスト教にとって、必見の場所そして遺品がある大変重要な意味を持つ国なのだそうです。
 この様に書くと、トルコ国民は、キリスト教徒と思われるかもしれませんが、トルコは、国民の99%がイスラム教徒(スンニ派)の国で、何処に行っても大小のモスクを見る事ができました。

 トルコの冬は、雨が多く東京と同じ位の気温と聞いていたが、このところの異常気象のせいで、私達の訪れた期間は、幸いにも好天と暖かい日に恵まれ、よい旅でした。
 再びトルコに行く機会があれば、バスで見たあの広大な農地が緑に覆われる時期に(5~6月)、行きたいものだと思っています。